インドビジネス ラストワンマイル戦略 SDGs実現は農村から

ビジネス
■タイトル：インドビジネス ラストワンマイル戦略 SDGs実現は農村から
■著者：松本 勝男 (著)
■概要

『インドビジネス ラストワンマイル戦略 SDGs実現は農村から』は、国際協力機構（JICA）で長年インドの開発援助に携わってきた松本勝男氏による書籍です。インドの成長において取り残された農村部に焦点を当て、そこにビジネスチャンスを見出す「ラストワンマイル戦略」とSDGs（持続可能な開発目標）の達成について解説しています。

概要

  • 著者: 松本勝男
  • 出版社: 日本経済新聞出版
  • 出版年月日: 2021/9/14
  • ページ数: 344ページ
  • ISBN-10: 4532324270
  • ISBN-13: 978-4532324275

内容

  • インドの農村ビジネスの現状と課題：人口の約7割が暮らす農村部の実態、インフラやサービスの不足、貧困問題などを解説。
  • ラストワンマイル戦略：農村部の課題を解決し、ビジネスチャンスにつなげるための戦略を紹介。
  • SDGsと農村開発：SDGsの達成に向けて、農村部が果たす役割や、企業の取り組み事例を紹介。
  • インド進出を目指す日本企業への提言：農村ビジネスの成功事例や、日本企業がインドで事業を行う際の注意点などを解説。

特徴

  • インドの農村ビジネスに特化した内容：他のインドビジネス書ではあまり触れられない、農村部の課題やビジネスチャンスに焦点を当てている。
  • SDGsとの関連性：SDGsの達成に貢献するビジネスモデルや、企業の取り組み事例を紹介している。
  • 豊富な事例と写真：農村ビジネスの現場で活躍する人々のインタビューや、農村部の様子を伝える写真が豊富に掲載されている。
  • 日本企業への提言：インド進出を目指す日本企業にとって、具体的なアドバイスやヒントが得られる。

対象読者

  • インドビジネスに関心のある方
  • SDGsに関心のある方
  • 新興国ビジネスに興味のある方
  • 社会課題の解決に関心のある方

この本は、インドの農村部におけるビジネスチャンスと課題、そしてSDGs達成への貢献について、具体的な事例を交えながら解説しています。インドビジネスに関心のある方はもちろん、SDGsや社会課題の解決に関心のある方にもおすすめです。

■感想
グローバルサウスの一国としても、世界から注目を集めているインド。人口は近年中国を抜いて世界一位の国となりました。人口が多いということは、それだけ市場があり、これから成長性があるといわれています。ただ本書でもある通り、デリーなど主要な都市はある程度栄えていますが、地方となると水や金融などのインフラが、まだまだ未整備であり、課題も多い国と言えますが、それだけビジネスチャンスもあるということも言えます。現時点では米国やヨーロッパが経済の中心ですが、後数十年したら、人口があるインドや中国が世界の覇権を握る日も、そう遠くないのかもしれません。
 
 

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