■タイトル:池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界
■著者:池上 彰 (著)
■概要
『池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界』(集英社文庫)は、ジャーナリストの池上彰氏が、高校生を対象に行った講義を基に、イスラム世界についてわかりやすく解説した本です。
概要
- 著者: 池上彰
- 出版社: 集英社
- 出版年月日: 2017/10/20 (文庫版)
- ページ数: 248ページ
- ISBN-10: 4087456528
- ISBN-13: 978-4087456523
内容
- イスラム教の基礎知識:
- イスラム教の起源、歴史
- 『コーラン』と預言者ムハンマド
- 信仰の柱、戒律
- スンニ派とシーア派の違い
- イスラム世界と現代社会:
- イスラム原理主義と過激派
- 中東問題と紛争の背景
- エルサレム問題
- 湾岸戦争と9.11テロ
- イスラム金融
特徴
- 池上氏ならではのわかりやすい解説:
- 難解なテーマを、高校生にも理解できる言葉で解説
- 豊富な図解やイラストで、視覚的にも理解しやすい
- 現代社会とのつながり:
- イスラム世界が抱える問題と、国際社会への影響を解説
- イスラム金融など、経済面での注目点も紹介
対象読者
- イスラム世界について知りたい方
- 宗教や国際情勢に関心がある方
- ニュースをより深く理解したい方
- 中高生から大人まで、幅広い層におすすめ
読者の声
- 「イスラム教について、こんなにわかりやすく解説された本は初めて」
- 「難しい問題も、池上さんの説明で理解できた」
- 「イスラム世界への偏見がなくなった」
本書は、イスラム世界に対する理解を深め、国際情勢を多角的に捉えるための格好の入門書です。
■感想
勝手な先入観から、イスラム教徒は過激なテロ組織で怖い、みたいな印象を持っている日本人も少なくないのではないかと思いますが、本書を読むとそれは一側面にすぎず、イスラム教徒の方を正しくとらえてないということに気づかされます。私も仕事上イスラム教の方と機会がありますが、何も我々と違うこともなく、一人の人間と人間としてコミュニケーションが取れる方です。(当たり前ですが)。イスラム教徒のラマダン(断食)やお酒の飲まないなど、独特の習慣はありますが、普段の生活を共にすることには何の障壁もありません。イスラム教徒の方は全世界の25%いるといわれているので、ニュースなどで報じられるテロ組織としてのイスラム教徒は、ほんの一部でしかなく、多数のイスラム教徒の方は、親しむべき隣人であると気づかされました。
勝手な先入観から、イスラム教徒は過激なテロ組織で怖い、みたいな印象を持っている日本人も少なくないのではないかと思いますが、本書を読むとそれは一側面にすぎず、イスラム教徒の方を正しくとらえてないということに気づかされます。私も仕事上イスラム教の方と機会がありますが、何も我々と違うこともなく、一人の人間と人間としてコミュニケーションが取れる方です。(当たり前ですが)。イスラム教徒のラマダン(断食)やお酒の飲まないなど、独特の習慣はありますが、普段の生活を共にすることには何の障壁もありません。イスラム教徒の方は全世界の25%いるといわれているので、ニュースなどで報じられるテロ組織としてのイスラム教徒は、ほんの一部でしかなく、多数のイスラム教徒の方は、親しむべき隣人であると気づかされました。
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