「すぐ決まる組織」のつくり方――OODAマネジメント

ハウツー
■タイトル:「すぐ決まる組織」のつくり方――OODAマネジメント
■著者:入江仁之 (著)
■概要

【時代遅れの組織から脱却せよ!】『すぐ決まる組織』のつくり方~OODAマネジメントでVUCA時代を生き残る~

あなたの組織は、

  • 意思決定に時間がかかりすぎる
  • 変化に対応できない
  • 社員のモチベーションが低い

こんな悩みを抱えていませんか?

そんな時代遅れの組織を生まれ変わらせるのが、本書で紹介されるOODAマネジメントです。

OODAマネジメントとは?

OODAとは、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の頭文字をとったもので、米軍が開発した意思決定プロセスです。

このOODAサイクルを高速で回すことで、変化の激しい時代にも柔軟に対応し、迅速な意思決定を実現することができます。

なぜOODAマネジメントが注目されているのか?

現代は、VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代と言われています。

このような予測不能な時代において、従来の計画重視のマネジメント手法は通用しません。

OODAマネジメントは、状況の変化を素早く察知し、柔軟に対応できるため、VUCA時代に最適なマネジメント手法として注目されています。

本書を読むメリット

  • OODAマネジメントの基本から実践方法までを網羅的に学べる
  • 日本企業におけるOODAマネジメントの導入事例が豊富
  • 組織の意思決定スピードアップし、生産性を向上させる
  • 社員主体性創造性を引き出す

こんな方におすすめ

  • 経営者、マネージャー
  • 組織改革担当者
  • コンサルタント
  • ビジネススクール生

まとめ

『すぐ決まる組織』のつくり方――OODAマネジメント』は、VUCA時代を生き抜くための必須の知識が詰まった一冊です。

本書を読むことで、あなたの組織は劇的な変化を遂げ、競争優位を築くことができるでしょう。

通常ビジネスにおいてはPDCAという言葉が有名でOODAという言葉はあまり聞きなれないかもしれません。私も本書を読むまではOODAという言葉を知りませんでした。PDCAは変化の比較的少ない製造業のラインなどでは有効的であるが、変化の激しい現代社会では、それでは遅く、OODAループで素早く自身の行動や組織を改善しなければならないということです。

一見フレームワークとしては難しい印象があるかもしれませんが、程度の差こそあれ、おそらく誰しもが無意識的に日常生活でこうした意思決定をしているのではないかと思います。

本書を読んで、よりビジネス的にOODAループを回すことで、より仕事の質を高めていけるのではないかと思います。

 
 
 

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