■タイトル:グローバルサウスの逆襲 (文春新書 1451) 新書
■著者:池上 彰 (著), 佐藤 優 (著)
■概要
【世界の見方が変わる!】「グローバルサウスの逆襲」で激動する世界情勢を読み解く
「グローバルサウス」という言葉、最近よく耳にするけど、一体どういうこと? そんな疑問を抱いている方におすすめなのが、池上彰氏と佐藤優氏による「グローバルサウスの逆襲」です。
本書は、「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国が、国際社会で存在感を増している現状を、歴史的背景や国際関係の視点から解説しています。
グローバルサウスとは?その多様性と複雑さを理解する
「グローバルサウス」とは、アジア、アフリカ、中南米など、従来「発展途上国」と呼ばれていた国々を指す言葉です。しかし、本書を読むと、これらの国々が一枚岩ではなく、それぞれの歴史や文化、政治体制を持つ多様な存在であることがわかります。
グローバルサウスが世界を動かす?その影響力と戦略を読み解く
経済成長や資源保有など、グローバルサウスの国々が持つ潜在力は、もはや無視できないレベルです。本書では、グローバルサウスが国際社会でどのような影響力を持っているのか、そしてどのような戦略で自国の利益を追求しているのかを、具体的な事例を交えて解説しています。
日本はどう向き合うべきか?グローバルサウスとの新たな関係を考える
グローバルサウスの台頭は、日本にとっても大きな変化をもたらします。本書は、日本がグローバルサウスとどのような関係を築いていくべきか、そのヒントを与えてくれます。
感想:世界の見方が変わる一冊
「グローバルサウスの逆襲」は、私たちが当たり前だと思っていた世界の常識を覆す一冊です。読み進めるうちに、世界情勢に対する理解が深まり、ニュースの見方も変わってくるでしょう。
特に、国際関係や政治に興味のある方にはぜひおすすめしたい一冊です。
タイトルにグローバルサウスとあるものの、本書はロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ問題について熱く議論されています。無関係かな?と思いつつも、そこは世界情勢。各国の思惑や、政治的な事柄がやはりつながっているのだと感じました。
これからインドや中国など、圧倒的な若くて人口のある国々が、どのように世界経済、世界情勢に関わっていくのか非常に興味深い題材ですね。リンク
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