ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

自叙伝
■タイトル：ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
■著者：堀江 貴文 (著)
■概要

『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』は、実業家の堀江貴文氏によって書かれた自己啓発書です。2011年に証券取引法違反で逮捕され、実刑判決を受け服役した堀江氏が、獄中での経験や思索を通して、ゼロから再出発することの意味や、働くことへの新たな価値観を見出していく過程が描かれています。

概要

  • 著者: 堀江貴文
  • 出版社: ダイヤモンド社
  • 出版年月日: 2013/11/1
  • ページ数: 240ページ
  • ISBN-10: 4478025800
  • ISBN-13: 978-4478025802

内容

  • 獄中での経験と心の変化: 逮捕から服役、そして出所までの日々の中で、堀江氏が何を考え、どのように変化していったのかが赤裸々に綴られています。
  • 働くことの意味: 刑務作業や社会復帰活動を通じて、堀江氏が「働くこと」の新たな意味を見出し、働くことへの価値観がどのように変化したのかが語られています。
  • ゼロからの再出発: すべてを失った状態から、どのようにして新たな一歩を踏み出し、未来を切り開いていくのか、堀江氏自身の経験に基づいたメッセージが込められています。
  • 堀江氏の哲学: 「多動力」「1%の成功法則」など、堀江氏がこれまで提唱してきた独自の哲学も紹介されており、読者の自己成長を促すヒントが散りばめられています。

特徴

  • 堀江氏の赤裸々な告白: 獄中での生活や心情の変化が包み隠さず語られており、人間味あふれる内容となっています。
  • 働くことへの新しい視点: 刑務作業を通して得た経験から、働くことの意味や価値を問い直す、示唆に富んだ内容です。
  • 前向きなメッセージ: 逆境にあっても決して諦めず、ゼロから再出発する勇気を与えてくれる、ポジティブなメッセージが込められています。

対象読者

  • 仕事や人生に行き詰まりを感じている方
  • 新しいことに挑戦したい方
  • 堀江貴文氏のファン
  • 自己啓発に関心がある方

この本は、堀江氏の波乱万丈な人生経験を通して、読者に「ゼロからでもやり直せる」「小さな一歩を積み重ねることが大切」というメッセージを伝えています。困難な状況に直面している人や、新たな挑戦をしたい人にとって、大きな励ましとなる一冊です。

■感想
テレビやyoutubeなどでは強い口調で、何かと話題の絶えない堀江氏ですが、本書を読むと、仲間想いで、涙もろい、一人の人間であるということにあらためて気づかされました。獄中でも彼の頭の中の思想などは自由だったと語っていますが、その境地に達するには、さまざまな出来事がきっかけになったと思います。いろいろ言われることのある堀江氏ですが、ライブドア創業から今日の活躍にいたるまで、何かを成す人というのは、やはり強烈な情熱と行動力がすごいのだと感じました。
 
 

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