世界のビジネスエリートは知っている教養としてのコーヒー

教養
■タイトル:世界のビジネスエリートは知っている教養としてのコーヒー
■著者:井崎英典 (著)
■概要
 

【書評】世界のビジネスエリートが教養として身につけるべき「コーヒー」の知識とは?

コーヒーはただの飲み物ではありません。世界中で愛されるコーヒーには、奥深い歴史、文化、経済、そして未来があります。

今回ご紹介する『世界のビジネスエリートは知っている教養としてのコーヒー』(井崎英典 著)は、コーヒーの専門家である著者が、コーヒーを通して世界が見えてくるような、多角的な視点からコーヒーの教養を解説した一冊です。

本書で得られる3つの学び

  1. コーヒーの歴史と文化: エチオピアでの起源から、世界中に広まった歴史、各国のコーヒー文化の違いなどを学ぶことができます。コーヒーの奥深さに触れ、より一層コーヒーを楽しむことができるでしょう。
  2. コーヒー業界の現状と課題: スペシャルティコーヒーの定義、トレーサビリティやサステナビリティの重要性、コーヒー業界が抱える問題点などを知ることができます。コーヒーを飲むだけでなく、業界全体の動向を理解することで、より深い視点を持つことができるでしょう。
  3. ビジネスパーソンとしての教養: コーヒーを通して、世界経済や国際情勢、環境問題など、幅広い知識を身につけることができます。教養を深めることで、ビジネスシーンでのコミュニケーションや意思決定にも役立つでしょう。

特に注目したいポイント

  • 日本のコーヒー業界の分析: 缶コーヒーの技術力、コンビニコーヒーの進化、マクドナルドの戦略など、身近な話題から日本のコーヒー業界の特色を解説しています。
  • バリスタの視点: 著者はバリスタとして世界チャンピオンに輝いた経験を持ちます。その視点から、コーヒーの淹れ方や楽しみ方、バリスタの役割についても詳しく解説しています。
  • コーヒーの未来: カフェインレスコーヒーや機能性コーヒーの開発、気候変動によるコーヒー生産への影響など、コーヒーの未来について考察しています。

まとめ

本書は、コーヒー好きの方だけでなく、ビジネスパーソンや教養を深めたい方にもおすすめの一冊です。コーヒーを通して世界を知り、新たな視点を持つことで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

コーヒーを片手に、ぜひ本書を読んでみてください。

■感想
同僚がコーヒーにはまっており、その影響で読んでみた一冊です。コーヒーといっても、缶コーヒーから、本格的なハンドドリップコーヒーまで、さまざまあります。
私もコーヒーについて知るまでは、豆の種類、挽き方、お湯の温度、など様々な要因で味が変わってしまうことを知りませんでした。実際に知り合い3人に、同じ豆、同じ量でハンドドリップしてもらったコーヒーを飲み比べましたが、3杯ともすべて違う味でした。それほどにコーヒーは奥深いものだと感じました。

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