■タイトル:実録ルポ 介護の裏 (文春新書 1449)
■著者:甚野 博則 (著)
■概要
『実録ルポ 介護の裏』(文春新書 1449)は、ジャーナリストの甚野博則氏による介護の実態をルポルタージュ形式で描いた新書です。
概要
- 著者: 甚野博則
- 出版社: 文藝春秋
- 出版年月日: 2024/5/17
- ページ数: 232ページ
- ISBN-10: 4166614495
- ISBN-13: 978-4166614493
内容
- 介護保険制度の問題点:自己負担割合の引き上げや保険料の増加、介護職の減少など、介護保険制度が抱える問題点を指摘。
- 介護現場の過酷な現実:介護職の人手不足、低賃金、過重労働などの問題をルポルタージュ。
- 介護ビジネスの裏側:「老人は歩くダイヤモンド」と言われるほど儲かる介護ビジネスの実態を暴く。
- 介護を受ける側・する側の苦悩:介護が必要になった高齢者やその家族、介護職の苦悩と葛藤を描く。
- 介護の未来への提言:崩壊しつつある日本の介護制度を立て直すための具体的な提言を提示。
特徴
- 現場の声を重視:介護現場で働く人々や介護を受ける人々への取材に基づき、生の声を伝える。
- 問題点を鋭く指摘:介護保険制度や介護ビジネスの問題点を鋭く指摘し、改善を訴える。
- 具体的な提言:介護制度の改革や介護職の待遇改善など、具体的な提言を提示する。
対象読者
- 介護に関わるすべての人:介護職、介護を受ける高齢者やその家族、介護に関心のある一般市民など。
この本は、介護の現実を真正面から見つめ、問題点を浮き彫りにしています。介護に関わるすべての人に読んでほしい一冊です。
■感想
いつも行く地元の本屋で平積みされていて、介護系の本は読んだことあまりな無いなと思い、衝動的に購入しました。本のタイトル通り、介護業界の裏のことが赤裸々に描かれています。私を含む、70-80代の親を持つ誰しもが直面する問題ではないかと思います。よく言われる「ピンピンコロリ」(病気に苦しまずに元気に長生きしてコロリと死ぬこと)で死ぬ人は全体の数%と少なく、過半数の人が何らかの形で介護を受け、寝たきりの状態などになって死んでいくのだそうです。介護は実際こういう問題に直面しないと、調査や理解をしない分野(他だと例として、ガンや冠婚葬祭など)だと思うので、今からある程度覚悟はしておこうと思います。
いつも行く地元の本屋で平積みされていて、介護系の本は読んだことあまりな無いなと思い、衝動的に購入しました。本のタイトル通り、介護業界の裏のことが赤裸々に描かれています。私を含む、70-80代の親を持つ誰しもが直面する問題ではないかと思います。よく言われる「ピンピンコロリ」(病気に苦しまずに元気に長生きしてコロリと死ぬこと)で死ぬ人は全体の数%と少なく、過半数の人が何らかの形で介護を受け、寝たきりの状態などになって死んでいくのだそうです。介護は実際こういう問題に直面しないと、調査や理解をしない分野(他だと例として、ガンや冠婚葬祭など)だと思うので、今からある程度覚悟はしておこうと思います。
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