■タイトル:新版 取締役の心得 単行本(ソフトカバー)
■著者:柳楽 仁史 (著)
■概要
激変する経営環境下で、取締役の役割と責任はますます重要になっています。本書は、取締役としての職務を全うするために必要な知識、スキル、心構えを実践的な視点から解説しています。
具体的には、以下の内容が網羅されています。
- 取締役の役割と責任: 企業統治における取締役の役割、株主・ステークホルダーとの関係、コンプライアンスなど
- 組織論・法律論からみた取締役の役割: 会社法、金商法などの関連法規、コーポレートガバナンス・コード、内部統制システムなど
- 取締役が陥りやすい落とし穴と対処法: 不祥事防止、リスク管理、危機管理など
- 経営トップとの人間関係構築: 経営トップとの信頼関係構築、コミュニケーションスキル、リーダーシップなど
- 優秀な取締役の共通要素: 経営センス、判断力、情報収集力、人脈など
対象読者
- 新任取締役
- 現任取締役
- 将来、取締役を目指す管理職
- 取締役の役割に関心のあるビジネスパーソン
著者について
柳楽仁史氏は、株式会社船井総研コーポレートリレーションズ代表取締役であり、企業の内部マネジメントやコンサルティング業務に豊富な経験を持つ経営の専門家です。
本書の特徴
- 2018年のコーポレートガバナンス・コード改訂に対応した最新情報
- 豊富な事例と実践的なアドバイス
- 読みやすい文章と構成
書籍情報
- タイトル: 〔新版〕取締役の心得
- 著者: 柳楽 仁史
- 出版社: 総合法令出版
- 発売日: 2018年9月7日
- 形態: 単行本(ソフトカバー)
- ページ数: 282ページ
- ISBN-10: 4862806392
- ISBN-13: 978-4862806390
- 価格: 1,650円(税込)
その他
- 本書は、2011年に出版された『取締役の心得』の改訂版です。最新の法改正や経営環境の変化に対応し、内容が大幅にアップデートされています。
読者の声
- 「取締役としての心構えを再確認できた」
- 「具体的な事例が多く、参考になった」
- 「これから取締役になる人におすすめ」
本書は、取締役としての役割と責任を深く理解し、職務を全うするために必要な知識やスキルを身につけるための必読書と言えるでしょう。
■感想
私は中小企業の従業員ですが、取締役、役員の立場についても知りたくて本書を購入しました。取締役というのは従業員、社員のように雇用関係にあるわけでなく、任期もあり、毎月の給与が保証されているわけではありません。雇用契約でなく、雇用する側なので、労働基準法などに定められる残業や有給休暇という概念はありません。
私は中小企業の従業員ですが、取締役、役員の立場についても知りたくて本書を購入しました。取締役というのは従業員、社員のように雇用関係にあるわけでなく、任期もあり、毎月の給与が保証されているわけではありません。雇用契約でなく、雇用する側なので、労働基準法などに定められる残業や有給休暇という概念はありません。
取締役と言われる方は、一般的には従業員よりは高い報酬を得ている方が多いと思いますが、それだけに責任も重く、従業員とは違う振る舞いを求められます。
従業員の立場から見ると、社長や役員はふんぞり返って、偉そうにしていいよな、と思うこともあるかもしれませんが、本書を読むと、決して役員という立場は楽でもなんでもなく、むしろ常に結果と責任を求められる立場なのだと分かります。
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