渋谷ではたらく社長の告白

■タイトル：渋谷ではたらく社長の告白

■著者：藤田 晋 (著)

■概要

『渋谷ではたらく社長の告白』（幻冬舎文庫）は、サイバーエージェントの創業者であり社長の藤田晋氏による自伝的小説です。高校生時代に抱いた起業の夢を叶え、ITバブルの絶頂期にサイバーエージェントを設立した藤田氏。しかし、その後に待ち受けていたのは、ITバブル崩壊、株価低迷、買収の危機といった厳しい現実でした。

本書では、藤田氏が経験した孤独と絶望、そして成功への道のりを赤裸々に綴っています。自身の弱さや葛藤を率直に明かしながらも、決して諦めずに挑戦し続ける姿は、多くの読者に勇気と感動を与えます。

概要

著者: 藤田晋
出版社: 幻冬舎
出版年月日: 2013/6/27 (文庫版)
ページ数: 302ページ
ISBN-10: 4344420160
ISBN-13: 978-4344420168

内容

起業の夢を抱いた高校時代
サイバーエージェント設立とITバブルの絶頂期
ITバブル崩壊と株価低迷
買収の危機と社内外からの突き上げ
孤独と絶望の中で見出した希望
再起と成功への道のり

本書の魅力

藤田氏の赤裸々な告白に引き込まれる
逆境に立ち向かう姿に勇気をもらえる
起業やビジネスのリアルな側面を知ることができる
堀江貴文氏や三木谷浩史氏など、著名人とのエピソードも興味深い

起業家やビジネスパーソンはもちろん、夢を追いかけるすべての人におすすめの一冊です。

■感想
今では言わずと知れたサイバーエージェント創業者の藤田晋氏。どんな大きい会社でもそうですが、必ず一人から数人で立ち上げた創業期があり、壮絶な仕事、トラブルに見舞われる様が描かれています。藤田氏というと、どちらかというと温厚で穏やかな社長像を私は抱いていたのですが、創業期はとても激しい印象のある人物とも感じられました。中でも、お世話になった先輩経営者に、会社が傾いてどうにもならなくなり自分の会社を売ろうとして、「お前の会社なんていらねぇよ。そんな覚悟でやってたのか」という愛情のある叱咤激励を言われるシーンは鳥肌が立ちました。経営者というのは、すさまじい孤独と覚悟が求められると同時に、いろんな人に支えられているとも感じました。

 

 

 

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