■タイトル:SDGs時代の課題解決法 インクルーシブデザイン (課長塾)
■著者:井坂 智博 (著)
■読んだきっかけ:会社でCSR、SDGs関係の業務をしているメンバーから、この本は勉強になるとオススメをいただいた。
■概要:インクルーシブワークショップを通じて、イノベーション力を向上し、商品開発などに活かすことができる。リードユーザ(障がい者、高齢者、子ども、女性など多様な個性を持った方)が日常生活で、どのような部分で不便を感じているかを上げ、商品やサービスの開発をしていく。短期的な売上だけを目指すのではなく未来を見通した、本質的な考え方ができるリーダーを作っていくことが大事。
■気づき3つ
1:ユニバーサルとインクルーシブは違う
ユニバーサルなトイレの例では、トイレにあるごみ箱が足ふみ式であったりして、車いすユーザーを考慮されていない。インクルーシブはそうしたユーザーもインクルード(含む)した問題解決をする。そのためには、リードユーザからの視点、課題などの吸い上げが大事である。
ユニバーサルなトイレの例では、トイレにあるごみ箱が足ふみ式であったりして、車いすユーザーを考慮されていない。インクルーシブはそうしたユーザーもインクルード(含む)した問題解決をする。そのためには、リードユーザからの視点、課題などの吸い上げが大事である。
2:障害を不便でなく、むしろ楽しみととらえている人もいる
例えば目が見えない人を見ると、健常者は「かわいそう」という感情をいだきがち、しかし、目を見えない方は、他の感覚(例えば聴覚や嗅覚)が鋭いので、人の声から感情を読み取る力が、むしろ優れてている場合がある。無い物に目を向けるのではなく、あるものを有効利用することが大事
例えば目が見えない人を見ると、健常者は「かわいそう」という感情をいだきがち、しかし、目を見えない方は、他の感覚(例えば聴覚や嗅覚)が鋭いので、人の声から感情を読み取る力が、むしろ優れてている場合がある。無い物に目を向けるのではなく、あるものを有効利用することが大事
3:だれもがリードユーザという側面を持つ
確かに、人間だれしも神様でないので、どこかしらに欠点がある。障がい者という明確に断じられた人以外にも、人の名前が覚えられない、力が他の人より弱い、、、など。足りない部分を補い、お互いたよりながら、課題を解決していくことが大事。
確かに、人間だれしも神様でないので、どこかしらに欠点がある。障がい者という明確に断じられた人以外にも、人の名前が覚えられない、力が他の人より弱い、、、など。足りない部分を補い、お互いたよりながら、課題を解決していくことが大事。
■こんな人にオススメ
・職場でSDGs関連の業務をしている、する人
・固定観念を払しょくし、柔軟な考え方を持ちたい人
・職場でSDGs関連の業務をしている、する人
・固定観念を払しょくし、柔軟な考え方を持ちたい人
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